近視の誤解?

【近視の誤解?】
子供の眼は正視?
一般に、幼年の頃には眼球も小さく、ほとんどの人は軸性の遠視状態になっています。
幼年の頃に遠視でなく成人と同じ正視であったならば、成長して大人になる頃には強度
の近視になってしまってもおかしくありません。
ですから、幼少の頃はみな遠視状態で身体の成長にしたがって眼球も大きくなり、近視化
して成長が止まる頃には正視状態になります。
<眼鏡をかけると近視が進む?>
よく若い頃に、近視になって早い時期からメガネをかけると近視が進む。
だから出来るだけメガネをかけないという人を見かけます。しかし、これは間違いです。
メガネをかけないほうが物が良く見えないためストレスなど溜まってしまいます。
テレビを見すぎて近視になった?
テレビの見すぎやテレビゲームのやりすぎ、あるいは
パソコンの使い過ぎで近視になるという事がよく言わ
れていましが、いまのところいずれも科学的な根拠は
ありません。
しかし、眼の疲労や仮性近視の原因と考えられており、
まったく近視とは関係がないのでしょうか?
本を読む姿勢が悪いと近視になる?
これにも科学的な根拠はないとされていますが、実際には調査した論文報告を見たことが
ありません。正しくは「近視だと本を読む姿勢が悪くなる」と言われていますが、これまた
科学的な根拠がありません。ただ言える事は、明らかに眼にかかる負担は大きいものと
考えられます。
勉強をしすぎると近視になる?
「長時間に渡る勉強のしすぎと読書は近視になると言われていることは、誤りである」と
なっていますが、これまた疑問です。長時間にわたる水晶体への緊張の連続が何も影
響ないとは・・・? ただ「近視の人はよく勉強をする」だそうです。
いずれも個人的見解ですが、上記の事柄について科学的根拠が無いとされていますが、
その逆の証明にもなんら根拠がありません。どなたかしっかりとした科学的な調査を行っ
てくださらないでしょうか?
