近視の多い日本国民
<近視の多い日本国民>
日本人には近視が多いといわれていますが、それはなぜなのでしょうか?
先進諸国では、近視の人の割合が高いと言われていますが、とりわけ日本人における
近視人口の割合は世界一といわれています。
また、日本人はかつてメガネ民族といわれるほど眼鏡の使用者が多く、報告によると
日本人の約半数ちかくが眼鏡を使っていたと推計されています。
近視は、眼球の軸長(角膜から網膜までの長さ)が正常より長すぎるか、または、角膜
や水晶体の光の屈折力が強すぎることにより起こります。そして、日本人は、眼球の軸
長が長い傾向があるために近視になることが多いと言われています。
近視は、先進国ほどその人口比率が高いことから、社会環境が生んだ文明病とも考え
られます。
その原因はよく分かっていませんが、遺伝的な要因と生活環境が複雑にからんで近視に
なると考えられています。
近視はより文明の進んだ都市型に多いのが特徴で、日本人は諸外国に比べて非常によく
働く勤勉国家といわれています。子供の頃から教育熱心で辛抱強く机上での作業をこなし、
眼に負担をかけることが多くなっています。 また、漢字などの複雑で非常に細かい文字を
使用している理由から近視が多いともいわれています。世界的に見て、近視の割合が多い
国は、日本、韓国、中国と複雑で細かい文字を持つ国に多いようです。
この複雑で細かい文字を判別するための眼の使い方に違いがあるのかもしれません。
その他、日本人に近視が多いのは、高温多湿の気候によっておこる体内水分量の過剰が
原因だという説や、面白いものには、旧日本国では視力の良い人はパイロットとして駆り出
され帰らぬ人となり、視力の悪い近視の人たちが生き延びてしまい近視人口が多くなったの
ではないかと言っている方もいるようです。

